香川県小豆島町にある江戸時代に建てられた農村歌舞伎の舞台、「中山の舞台」で5月30日から、島を物語の舞台にした現代劇が上演されます。本番に向けた準備が大詰めを迎えています。

30日から上演されるのは現代劇、「大女優と七人の三文役者」です。東京の劇団、「芸門」が上演するもので、小豆島出身の女性が東京で大女優となりふるさとで凱旋公演を行うまでの模様を描いています。

この物語は東京でも披露され好評を得たということです。芸門ではこれまでに3回小豆島で公演をしていて、延べ1400人以上を動員しています。

6年ぶりの小豆島公演となる今回の舞台ではオーディションで小豆島出身の女性を登用、ほかにも島に住む人たちが多く出演します。

(芸門主宰 佐藤良洋さん)
「小豆島でやる意義は、第2の故郷になったのでふるさとで芝居をするという感覚に近い」

小豆島が舞台の物語「大女優と七人の三文役者」は30日から6月1日までの3日間小豆島町の中山の舞台で上演されます。

岡山放送
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