オリンピック女子バレーボールの銅メダリスト、倉敷市出身の荒木絵里香さんが、中学生に大きな刺激を与えました。5月28日、岡山市の中学校でスポーツ教室を開きました。

拍手で迎えられたのは、2012年のロンドンオリピックで銅メダルに輝いた女子バレーボール元日本代表の荒木絵里香さんです。岡山市中区の竜操中学校で開いたスポーツ教室では、2年生35人にボールを上げて次の攻撃につなげるトス回しを指導しました。

プレーの基本となるトス回し。仲間の動きを見て息を合わす必要があり、チームワークを学ぶうえで大きな意味を持っています。

(参加した生徒)
「貴重な体験ができてうれしかった。ボールをつなぐだけではなく、相手に気持ちとボールを送る大切さを実感した」
「チームワーク良く取り組めば楽しかったり新たな発見もあり部活で生かせると思った」

(荒木絵里香さん)
「地元の岡山に帰ってきて、地元の中学生と触れ合う機会ができて、オリンピックの魅力を伝えることができたのですごく楽しい時間だった。(ボールを)つなぐ難しさや仲間を思いやる気持ちを伝えられたら良いと思った」

JOC日本オリンピック委員会が主催したこの教室。生徒たちは世界で戦った元選手からスポーツの魅力だけでなく、チームづくりのコツを学びました。

岡山放送
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