岡山市は現在、建て替え工事が進められている新しい庁舎の整備事業のうち、現在の庁舎の解体と周辺施設の整備費用が、約103億円に上ると発表しました。
(岡山市 大森雅夫市長)
「周辺施設の整備も非常に重要、市民が憩える場所でなければ」
岡山市は、現在の庁舎の解体や周辺施設の整備費用を初めて公表しました。庁舎の解体に28億円、駐車場や新しい大供公園など周辺の施設整備に75億円、総額で約103億円となっています。
新しい庁舎は、現在、最上階の17階まで鉄骨が組み上がり、工事の進捗率は約50%で予定通り進んでいるということです。周辺施設の整備は、新庁舎が完成したあと進められる予定で、「緑でつながる憩いと賑わいの場」をコンセプトに、まちなかの回遊性を向上させ、にぎわいの拠点を目指します。
今後、事業者の選定を行い、2027年度から現在の庁舎の解体工事が始まります。岡山市役所の新庁舎の完成は2026年5月末、周辺施設は6年後の2031年度末に完成する予定です。