ハンドボールのトップリーグ「リーグH」への参入を目指し2024年12月に発足したデレフォーレ岡山が5月25日、初の全国大会進出を懸けて中国地区の大会に臨みました。
広島県呉市で行われたジャパンオープントーナメントの中国地区予選大会。クラブ初となる全国大会進出を目指すデレフォーレは、2024年、全国準優勝の山口銀行と対戦、自分たちの実力を図る試金石となる一戦に臨みました。
デレフォーレの注目選手は、東京オリンピック日本代表でキャプテンの角南果帆(32)。前半22分にはゴールを背中にしてパスを受け取り、最後は体勢を崩しながらシュート。強豪相手に序盤から得点を重ね、3点リードして前半を折り返します。
角南は守備でも奮闘し、前線でボールを奪うと素早いカウンターから味方がゴール、若いチームを引っ張ります。
試合はデレフォーレが追い上げる山口銀行を振り切り、21対18で勝利を収めました。
(デレフォーレ岡山 2 村井遥香選手(23))
「みんな1人ずつ良いところを持っていて、そこを角南選手がアドバイスしてくれる。良い連携でプレーできるのが強み」
(デレフォーレ岡山 14 角南果帆主将)
「(全国は)みんな初めての経験になるが、今までと変わらずチャレンジを大事に、ジャパンオープンの大会で優勝目指してこれから強化していきたい」
2025年8月に青森県で行われる全国大会出場を決めたデレフォーレ。初の全国の舞台で更なる成長を目指します。