全国で120店舗以上展開しているスーパー『ロピア』の新潟県初の店舗が5月23日に新潟市にオープンする。“食のテーマパーク”を掲げるスーパーの初上陸に新潟県民の期待も高まっている。ロピアの人気の理由を取材した。
新潟初上陸!人気スーパー『ロピア』とは?
ホームセンター『ムサシ』『ビバホーム』を運営するアークランズは、5月23日に北陸地方のロピアフランチャイズ1号店として『ロピア ムサシ新潟店』をオープンする。
ロピアとしては全国122店舗目となる。

1971年に精肉専門店として発祥したロピアは、そのノウハウを生かした豊富な精肉のラインナップが売りだ。
「住」の専門店を展開するアークランズと「食」のロピアが手を取り合うことで、地域のニーズに合わせた「住」×「食」のワンストップショッピングを目指す。

売り場総面積は3960㎡で、精肉・青果・鮮魚・惣菜・食品の5部門で商品を展開。
各部門のチーフが自ら買い付け、販売価格を設定するロピア独自の体制で、チーフが目利きを行った食品を低価格で提供する。
【精肉コーナー】
ロピアオリジナルブランド牛『みなもと牛』を販売。

国産牛の4等級の牛を一頭買いし、店舗で切り分けることで、流通が少ない希少部位も毎日提供。元精肉店としてのこだわりで、肉ダレの種類の多さが売りだ。
今後、新潟店では肉のブロック売りをやっていきたいという。
【青果コーナー】
青果の専門知識を持つスタッフを配置。
コミュニケーションを大切にした接客を行いながら、全国各地から目利きが仕入れた旬の青果を提供する。
【鮮魚コーナー】
目利きのプロ、日本橋魚萬がプロデュース。

他店舗で人気な『デカネタ寿司』のほか、安くておいしい旬の鮮魚が並ぶ。寿司のバラ売りも行い、自分の好きな寿司の詰め合わせも作ることができる。
【惣菜コーナー】
人気のごちそうマルシェシリーズ(洋風惣菜)をメインに展開。
多い日は1日2000枚売り上げる『ロピアオリジナルピザ』は直径約30cm。安さが売りで、生地から作っているため、冷めてももちもち食感なのが特徴だ。
【食品コーナー】
たれ・調味料売り場は80種類以上、キムチ売り場は40種類以上、ワイン売り場は100種類以上展開する。
「お腹いっぱい食べてほしい」
ロピアの現会長は戦時中だった幼少期、空腹を満たすことができなかった経験から、今の子どもたちには「お腹いっぱい食べてほしい」とロピアでは価格を抑え、種類豊富な商品を取りそろえている。

アークランズは、今後、新潟以外のエリアでも『ムサシ』『ビバホーム』内へのロピアの出店を計画していて、10年後までに新潟県・富山県・石川県の3県で1000億円の売り上げを目指している。
ロピアムサシ新潟店は2025年5月23日(金)午前9時オープンだ。
(NST新潟総合テレビ)