ニセモノではないかと指摘を受けた縄文時代の「土偶」を所有する美術館の館長が、FNNの取材に応じ、「本物、偽物という言葉がばかばかしい」としながらも、炭素分析による年代測定をしても構わないと話した。
土偶3点に偽物の疑いがあるとの指摘
文化庁が運営する各地の文化財などを紹介するサイト「文化遺産オンライン」。

掲載されていた土偶3点について、外部から偽物の疑いがあると指摘があり、文化庁が2025年1月にサイトから削除していたことが分かった。

22日、この土偶を所蔵する愛知・美浜町の民間美術館「美術の森」がFNNの取材に応じた。

民間美術館「美術の森」・加藤卓司館長:
本物、偽物という言葉がばかばかしい。本物、偽物なんて日本人だけが言うことなんですよ。
加藤卓司館長は、土偶は青森県の収集家から買い取った「本物」と主張し、炭素分析による年代測定をしてもかまわないと話している。
(「イット!」 4月22日放送)
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