◆ロサンゼルス・ドジャース6-2コロラド・ロッキーズ 15日(日本時間16日午前11時10分試合開始、ドジャー・スタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは15日(日本時間16日)、ホームでロッキーズと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場。3回裏に日本選手2人目となるMLB通算150盗塁を達成した。

4月15日は黒人選手初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソン氏がMLBデビューを果たした日で、その功績をたたえ「ジャッキー・ロビンソン・デー」として全試合・全選手が背番号「42」で試合に臨んだ。

前日14日の大谷は5号ホームランを含む5打数3安打で勝利に貢献。MLB通算149盗塁で、イチロー氏(509盗塁)に次いで日本選手2人目となる、節目の150盗塁にあと1と迫っていた。

ドジャースは今季1勝0敗のナック投手、ロッキーズはフェルトナー投手が先発した。

大谷は1回裏の第1打席、空振りで3球三振に倒れた。

2回裏、無死満塁の場面でテーラーのショートゴロ・ダブルプレーの間に走者が還りドジャースが1点を先制。

3回裏の先頭打者となった第2打席、大谷はフルカウントから四球で出塁。1アウトの後3番フリーマンの打席で二塁盗塁に成功し、イチロー氏に次いで日本選手2人目となるMLB通算150盗塁を達成した。

この回はフリーマン四球で1死1、2塁となり、4番スミスにスリーランホームランが飛び出してドジャースが3点を追加。さらに2死1、2塁から8番テーラーにタイムリーヒットが出て1点を追加し、5-0とリードを広げる。打者一巡の猛攻となり、ロッキーズは投手を2番手のバードに交替。2死満塁の場面で大谷が第3打席を迎えたが、初球を打ってショートゴロに倒れた。

4回表、ロッキーズにタイムリーツーベースヒットが出て2点を返す。

無死1塁で迎えた6回裏、大谷の第4打席は3番手アレクサンダーとの対決で3-2のフルカウントから空振り三振だった。

8回裏の第5打席は無死走者1塁の場面で5番手のハルバーセンと対戦。ピッチャーゴロで走者はアウトとなったが、大谷は1塁セーフとなった。2番ベッツのショートゴロの間に2塁へ進んだ大谷は、2死から3番フリーマンのレフトへのタイムリーヒットでホームに生還し、貴重な追加点を挙げた。

試合はドジャースが6-2で制し連勝。大谷は4打数無安打2三振だったが、四球1、盗塁1、得点2で勝利に貢献した。

プライムオンライン編集部
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