神奈川県川崎市で2月25日夜、バイクショップが客から預かった車両が盗まれた。犯人は周囲を警戒しながらバイクを押して、逃走したとみられる。数日後、店から約1分のマンション駐輪場でオーナー自ら盗まれたバイクを発見し、警察に被害届を提出した。
整備依頼のバイクが夜間に持ち去られる
神奈川県川崎市で2月25日午後10時前、人けのない時間に早足で現れた“バイク泥棒”をカメラが捉えていた。

被害に遭った店のオーナーは「10代後半〜20代前半ぐらい。タイミング見てたんでしょうね」と振り返る。
周囲を警戒しながら、中腰でバイクの下をゴソゴソしている。車体を手で押して道路に出ると、また早足で持ち去っていった。
被害にあったのは川崎市のバイクショップだ。実は、盗まれたバイクは店の物ではなかった。整備をするのに預かっていた客のバイクだという。

数日後、被害に気がついたオーナーはすぐに通報し、警察が到着するまでの間、探し回っていたという。
すると、意外な場所で盗まれたバイクが見つかった。店からわずか約1分のマンションの駐輪場で発見され、車体には傷が付いていた。
発見したバイクには傷とヘルメット
さらに、バイクの中には見知らぬヘルメットが入っていたという。バイク泥棒がかぶっていたのだろうか。

店のオーナーは「お客さんが大事に乗ってるバイクだったし、なかなか腹立つかな…」と話し、「我々の管理不足もあり、申し訳ないと思うが、犯人は捕まってほしい」と、被害届を提出。警察は窃盗事件として、バイク泥棒の行方を追っている。
(「イット!」3月27日放送より)
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