実際に火災に遭遇し、屋内消火栓を使おうとするなら覚えておいてほしいこともある。

まずは慌てないこと。1号消火栓では起動ボタンの押し忘れ。その他の屋内消火栓ではバルブの開き忘れをしがち。それに気づかないで「水が出ない」とパニックになることも多いそうだ。
消火栓箱には、使い方がイラストでも説明されているので確認しておきたい。
そして、屋内消火栓はあくまで初期消火のために使うもの。火災を見つけたらまず「119番通報」をして、身の安全を守ることを最優先に考えてほしいという。
「天井に届くくらい火が大きくなったり、煙が充満してきたら危険な状態なので、無理をせずに避難してください。消防隊に任せていただければと思います」
(画像提供:東京消防庁)