モンゴルを訪問中の天皇・皇后両陛下が、6日目の11日、国民的なスポーツの祭典「ナーダム」の開会式に出席された。

皇后さまのロングジャケットには細やかな模様

日本時間の11日昼ごろに会場に到着された両陛下。

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上下鮮やかなブルーの装いの皇后・雅子さま。
ロングジャケットには細やかな模様が施されている。

お二人は大統領夫妻の案内で貴賓席へ。
約1万2000人が入った満員の観客から送られた大きな歓声に、にこやかに応じられた。

世界遺産登録の祭典…お二人は双眼鏡を手に

独立記念日に合わせて行われるナーダムは、ユネスコの世界遺産に登録されているモンゴル最大のスポーツの祭典だ。

陛下は皇太子時代の2007年にもナーダムを観覧されていて、今回は2回目。

陛下が観覧されるのは2回目
陛下が観覧されるのは2回目

今回初めて出席された雅子さまとともに拍手を送られた。

このあと、始まったのはモンゴルの伝統や文化を表現するパフォーマンス。
お二人は時折、双眼鏡を手に鑑賞し、顔を寄せ合い会話される場面もあった。

驚かれた様子で見守られた雅子さま
驚かれた様子で見守られた雅子さま

また、騎馬民族らしい馬を使ったアクロバティックなパフォーマンスが次々と披露されると、雅子さまは驚かれた様子で見守られた。

その後、両陛下はフレルスフ大統領とともに弓の競技場へ。
大統領が弓を射る様子を間近で見て、大きな拍手を送られた。

大統領が弓を射る様子を見て大きな拍手を送られた
大統領が弓を射る様子を見て大きな拍手を送られた

また、競技場を後にする際に会場から拍手が沸き起こると、両陛下は歓声に手を振り観客らと交流された。
(「イット!」 7月11日放送より)

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