日本の国会にあたるウクライナの最高会議は17日、新たな首相に39歳のユリヤ・スビリデンコ氏を選出し、新内閣を承認しました。
トランプ政権との関係強化につなげる狙いがあるとみられます。
スビリデンコ氏は経済相や第一副首相を歴任し、アメリカとの経済協力や復興投資の枠組みに関わってきました。
また、新しい駐米大使には前副首相のオリハ・ステファニシナ氏が任命されました。
復興支援や兵器供給の分野でプロジェクトを主導し、トランプ政権との連携基盤を築く役割が期待されています。
ロシアによる軍事侵攻が長期化する中、復興と対米関係を強化するための布陣とみられます。
一方、ウクライナで過去最長となる5年間、首相を務めたシュミハリ氏は国防相に選出されました。