高松琴平電気鉄道「ことでん」は、2026年度中に高松市に開業を目指す新しい駅の名称を「多肥駅」に決めたと発表しました。

(中村香月記者)
「高松市多肥上町の工事現場です。ことでんがここに新しく整備する駅の名前が『多肥駅』に決まった」

新しい駅は、ことでん琴平線の太田駅と仏生山駅の間に整備が進められています。ことでんによりますと、地元からの要望などから名称を「多肥駅」に決定したということです。

新しい駅にかかる費用は約7億9000万円で、国や県、高松市の補助を受け整備します。また、駅の東西にはそれぞれ路線バスの乗り入れ場所が設けられ、地域内の交通の連携を強化するとしています。

ことでんが新しい駅を設置するのは、2020年に高松市に開業した伏石駅以来で、多肥駅は、2026年度中の開業を目指しています。

岡山放送
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