担当者はその上で、水筒の本体全体を“つけ置き”して洗わないようにも呼び掛けた。

「本体を浸すようにつけ置きすると、隙間から水が浸透してさびや故障の原因になります」

さらに、故障や汚れにつながるNG行為が3つあるそうだ。

飲み物の“入れすぎ”にも注意

1:水筒のキャップをつけ置きする
断熱材を入れている部分の隙間から水が入り、さびや故障の原因になるという。キャップは、洗剤と流水で丸洗いするだけにしよう。キャップを振った際、“カシャカシャ”と音が鳴った場合は異常が発生している可能性がある。

2:水筒の飲み口ギリギリまで飲み物を入れる
漏れや色つき汚れの原因となる。入れていい目安は、飲み口の突起部分から1センチ下まで。

3:研磨剤が入ったスポンジやたわしを使う
ボトルやキャップに細かな傷がつき、見た目を損なうだけでなく、さびや汚れが落ちにくくなる。傷に汚れが残ったままだと、最悪のケースは食中毒につながる恐れもある。

本体やキャップのつけ置きはNG、パッキンはOK(提供:和平フレイズ)
本体やキャップのつけ置きはNG、パッキンはOK(提供:和平フレイズ)

本体への衝撃を避けること、入れる飲み物を選ぶこと、定期的なお手入れをすること。これらを守ると水筒はより長持ちするという。よく使うなら、参考にしてはいかがだろうか。

■【前編を見る】水筒の底にある“丸いシール”を知ってる?剥がしてはいけない理由はこちら
水筒の底の“丸いシール”を剥がしていけない!飲み物がぬるくなる原因にも…剥がれた場合の対処法を聞いた

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