東京地検特捜部に逮捕・起訴された会社社長が、取り調べで執拗に侮辱されたとして担当検事を刑事告訴することが分かった。
この記事の画像(5枚)刑事告訴するのは、金融機関から融資金約22億円をだまし取った罪などで逮捕・起訴された「テクノシステム」社長・生田尚之被告(50)だ。
生田被告は、黙秘権を行使したにもかかわらず、41日連続で違法な取り調べを受けたと主張、「検察庁を敵視するってことは反社や」などと侮辱されたとして、取り調べを担当した男性検事を13日午後、東京高検に刑事告訴する。
一方、生田被告は13日午前に開かれた初公判で「返済する意思も能力もあった」などと述べ、無罪を主張した。
生田被告は、国に損害賠償を求める民事訴訟も起こしている。