兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを調べる県職員へのアンケートで、未集計となっていたおよそ2000人のうちパワハラを見聞きした人が5割を超えたことがわかった。
斎藤知事のパワハラなどの疑惑を告発する文書の、内容の真偽を調べる百条委員会は県の全職員を対象にアンケートを行い、先月までにおよそ7割から回答があった。
関係者によると中間報告以降に集計したおよそ2000人のうち、パワハラを実際に目撃、または人づてに聞いたと答えた職員が5割を超えたことが新たにわかった。
■「俺は知事だぞ」と激高も

これで回答者全体の42%にあたる2802人がパワハラを見聞きしたと回答したことになる。
自由記述には斎藤知事が「俺は知事だぞと激怒した」「『腹立つわ』と繰り返した」などの証言もあり、今後百条委員会で調査される見通しだ。