夏休みには多くの家族連れが訪れる「恐竜王国・福井」に2024年夏、新たな恐竜アトラクション「ナイトツアー」が誕生した。夜の森の中を冒険すると、肌の質感や目の輝きがより立体的になった恐竜たちに出会える。
暗闇で実物大の恐竜たちが出迎える
福井・坂井市の「芝政ワールド」に2024年3月にオープンした「恐竜の森」は、約1kmのコースを歩いて楽しむアトラクションだ。今回は夏休みの期間限定で、夜の森を冒険できるナイトツアーを開催している。
この記事の画像(7枚)懐中電灯を手に夜の恐竜の森へ向かうと、周りから恐竜の声が聞こえてくる。森の中には30種類、60体以上の恐竜ロボットが潜んでいて、どれも実物大のため、迫力満点だ。
福井県内で化石が発見された「フクイサウルス」も、暗闇の中で出迎える。
そして草食恐竜の森を抜け、肉食恐竜のエリアに足を踏み入れると雰囲気が一変する。
草食恐竜を捕食する肉食恐竜たちが、暗闇の中で目を光らせる。恐竜の骨の下をくぐり、自分たちが食べられてしまったかのような仕掛けも体験できる。
ティラノサウルスは、肌のざらざら感がリアルで少し恐怖を感じるほど再現されている。その堂々たる姿は、まさに最強の肉食恐竜そのもの。周りにはスモークがたかれ、雰囲気を演出している。
芝政ワールド・水島涼介さんは「夜になって光に照らされた恐竜たちは、肌の質感や目の輝きがより一層立体的に臨場感あるものになるので、その迫力や夜の森に入っていく“ワクワク感”を楽しんでほしい」と話す。
ナイトツアーは、9月1日まで体験できる。
(福井テレビ)