イタリア・ミラノで路面電車の脱線事故が起きた。電車は脱線した後、付近の建物へ突っ込んだ。事故を起こした車両は約1年前に運行が始まった新型で、ミラノ市長によると、分岐点をまっすぐ走るはずが、なぜか曲がってしまったという。

路面電車が脱線し建物に突っ込む

オリンピックで世界中の注目を集めたイタリア・ミラノで2月27日に撮影されたのは、路面電車が脱線し建物に突っ込む瞬間だ。

猛スピードで建物に突っ込んだ路面電車
猛スピードで建物に突っ込んだ路面電車
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路面を走っていた電車は突然急カーブし、大きく傾いて脱線。火花を散らしながら建物に突っ込んだ。

建物にめり込んだ路面電車(IHA)
建物にめり込んだ路面電車(IHA)

事故直後の映像では、直撃を受けた建物の壁が大きく崩れている様子が確認できた。救急隊が駆け付け、乗客などの救助にあたった。

記者が事故の関係者とみられる男性に「奥様は路面電車に乗っていましたか?」とたずねると、男性は「乗っていました」と重々しく口を開いた。続けて記者が「状態は?」と聞くと、「妻は病院に搬送されました。ろっ骨を痛めた」と語った。

この事故で2人が死亡し、39人が重軽傷を負った。ミラノ市長は、「悲劇です。2人が亡くなりました。1人は通りかかった人、もう1人は路面電車の中にいました」と語った。

建物に衝突する路面電車(IHA)
建物に衝突する路面電車(IHA)

市長によると、路面電車は分岐点をまっすぐ走るはずが、なぜか曲がってしまったという。車両は約1年前に運行が始まった新型で、事故原因は調査中だ。
(「イット!」 3月2日放送より)

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