100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業の創業者、矢野博丈さんが2月12日に死去したことがわかった。80歳だった。大創産業が19日に発表した。

矢野氏は1967年に中央大学を卒業後、1972年に矢野商店を創業。1987年に「100円SHOPダイソー」の展開を本格化し、2001年には台湾に海外初出店。以後世界各国に出店している。

同社ホームページによると、2023年12月末現在、国内には5350店舗、海外には990店舗出店しているという。

「100円ショップ」という分野を開拓し、熱狂的なファンも多いダイソーの創業者の訃報を受けて、SNSには「生活を豊かにして頂き本当にありがとうございました」「ダイソーを創ってくれてありがとう」「ダイソーのおかげで色んなことにチャレンジできました」など感謝の言葉が多く寄せられた。

また、100円ショップという業態を生み出した経営手腕についても、「トラックの移動販売から業界首位に成長させた」「日本に新しい業態を生み出した小売業の巨星がまた去られてしまい残念です。もっとその業績は称えられて然るべきだと思います」「シンガポールでもアメリカでもカンボジアでもどこにでもあり、もはや英語としても通用するDAISO。 すごい日本人の方でしたね」と賞賛する声も寄せられている。

19日午後5時半現在、矢野氏がトレンドランキング1位となっている。

プライムオンライン編集部
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