この結果に納得という大分県民も多いのではないだろうか。総務省の家計調査、去年の結果が発表となり、その結果…去年1年間の鶏肉の購入額で大分市が2年連続で全国1位になった。
大分市民の鶏肉好きを証明
全国の家計調査で大分市が鶏肉の購入額で1位とった。 とり天、から揚げ…大分市民の鶏肉好きが改めて証明された。
鶏肉の年間購入金額は大分市が2万4000円あまりで、2年連続の1位に。
スーパーで買い物客に話を聞くと…「うれしいと思いますけれど。一番よく鶏肉は食べますね」
「鶏が一番オーソドックスでおいしくて、それを水炊きでよくやっている」などといった声が聞かれた。
店員も納得の結果「名物がとり天なだけある」
スーパーの店員にとっても納得の結果のようだ。トキハインダストリー春日浦フードスタジアム精肉担当の阿部奈月さんは「1年間通しては鶏のもも肉の売り上げがいい。名物がとり天なだけあるなと思いました」と話す。
また、大分市の担当者は「大変うれしい。昔から市民に根付いた鶏料理が多く、多くの人に愛され、食されている証だと思う」と話している。
ネクタイ・腕時計…意外な1位も
この家計調査では、さまざまな項目の購入額の結果が出ている。鶏肉以外で大分市が上位となったものは…
「焼酎」は全国2位。また「干ししいたけ」は全国3位。
いずれも大分県内の特産品で、地元での消費も盛んなことがうかがえる。
一方、どうして上位になったのか…気になる項目も。
例えば、「鶏肉」と並び1位だったのが「ネクタイ」と「腕時計」。また「ゴルフ用具」は2位。そして「ココア」は3位。
こうした家計調査の結果について、いろいろと考察をしてみると地域の意外な実情が見えてくるかもしれない。
（テレビ大分）
