2023年3月に新旅客ターミナルビルが開業した熊本空港が次のステップに進む。新たに整備される「にぎわい広場」などの2期工事着工を前に1月29日、安全祈願祭があった。

「にぎわい広場」などの整備スタート

旧国際線のターミナルビルがあった場所に新たに整備される「にぎわい広場」など熊本空港の次のプロジェクトがスタートした。

2023年3月に開業した新旅客ターミナルビル
2023年3月に開業した新旅客ターミナルビル
この記事の画像(6枚)

2023年3月に新旅客ターミナルビルが開業した熊本空港。

2期工事の「そらよかエリア」として、新たに「にぎわい広場」や「商業棟エリア」、「観光交流エリア」を整備する。

「商業棟エリア」や「観光交流エリア」を整備
「商業棟エリア」や「観光交流エリア」を整備

1月30日は工事の安全祈願祭が行われ、熊本国際空港の山川秀明社長らが玉串を捧げ、工事の安全を祈願した。

「にぎわい広場」は国際線ターミナルビルの跡地を利用して子どもが遊べる芝生エリアや屋外イベントスペースが整備される。

「家族で楽しめるイベントも」

熊本国際空港の山川秀明社長は、新エリア整備について次のように話す。

今後の目標を語る山川社長
今後の目標を語る山川社長

熊本国際空港・山川秀明社長:
こちらの広場では週末に年間数十回イベントを行うということで、地域の方も参加していただける。特にご家族、子供が安心して飛行機を見ながら楽しんでもらえるようハードだけでなくイベントも進めていきたい

新たに4店舗出店
新たに4店舗出店

また、新たな国際線の需要を見据え、6つ目のボーディングブリッジが整備される。

さらに仮設のターミナルビルとして利用していた別棟を観光交流エリアとして整備するということだ。

日本初出店のショップも
日本初出店のショップも

また29日、送りに来た人も利用できる商業エリアに新たに出店する4店舗が発表された。日本初出店となる台湾で人気の店の複合ショップや、西日本初出店となるハンバーグ店などが4月以降、順次オープンするという。

にぎわい広場など「そらよかエリア」の完成は2024年秋の予定だ。

(テレビ熊本)

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。