夏のパリオリンピック出場をかけ、いよいよ2月8日からハンガリーで開催される、バスケットボール女子の世界最終決戦。29日午後、出場する日本代表メンバーらが東欧にむけ出発した。
この記事の画像(4枚)女子日本代表の恩塚亨監督(44)は出発前に成田空港で取材に応じ、「プレッシャーもかかるが、だからこそ、ワンプレーワンプレーこだわって自分たちのバスケットボールを出し切ってしっかりパリへの切符を勝ち取ってきたい」と、パリ五輪出場への強い決意を示した。
さらに、チームコンセプトに関して、「『走りきるシューター軍団』から『走り勝つシューター軍団』にアップデートしている。20日間の合宿でいい準備が出来ている」と語り、チームの仕上がりにも自信を示した。
また、キャプテンの林咲希選手(28、東京五輪銀メダル)は「皆さんが見て『楽しい』と思えるようなバスケットボールをすれば絶対に勝ちにつながる。3連勝目指すとチームで決めているので、そこを目指したい」と、完勝への決意を語った。
現在代表候補選手は16名。東欧で最終調整を行ったあと、2月7日までに出場メンバー12名が決まる。
日本は世界ランキング9位で、2月8日からの最終予選ではスペイン(同4位)、ハンガリー(同19位)、カナダ(同5位)と対戦し、4カ国中上位3位に入れば、3大会連続のオリンピックへの切符を手に入れることになる。