12月20日午前、JR東日本の上越線・越後川口駅で、運転士がドアを開けるのを失念し、電車のドアが開かず、約30人が乗車できなかった。電車に乗れなかった客は約1時間後の後続電車に乗ったという。

ドアの開扉失念… 約30人乗車できず

JRによると、20日午前9時前、新潟県長岡市の越後川口駅で、運転士が列車のドアを開けるのを失念し、越後川口駅を発車した。

その後、乗客からの申告によって、ドアを開けなかったことに気が付いたという。

越後川口駅(資料)
越後川口駅(資料)
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越後川口駅で降りる予定の乗客はいなかったが、約30人が乗車できなかった。乗車できなかった約30人は1時間後の列車に乗車したという。

電車は長岡行きの2両列車で、乗降する客が自らボタンを押して扉を開ける列車だったが、ボタンを押しても扉が開かなかったということだ。

上越線(資料)
上越線(資料)

便乗運転士に気をとられ失念…

原因について、JR東日本新潟支社は「運転士がドアの開扉を失念したことが原因」と説明。

また、越後川口駅で別の列車の運転士を便乗させることになっていて、運転士が電車に乗ってきたことに気をとられ、扉を開けることを失念したという。

JR東日本 新潟支社
JR東日本 新潟支社

JRは「ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。今後指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしている。

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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