来季、プロ野球NPBの2軍リーグに参加するオイシックス新潟アルビレックスBC。
元阪神・高山選手や元広島・薮田投手など実績のある元NPB選手を含む23人が新たに加入する。新入団選手が意気込みを語った。
元広島・薮田投手｢目標はTEAM TOP｣
12月8日に新入団選手の会見を開いたオイシックス新潟アルビレックスBC。
新入団選手23人の中でNPBでの経験があるのは7人!
元広島東洋カープ・薮田和樹投手は2017年に38試合に登板し、15勝3敗の好成績で最高勝率のタイトルに輝いた。
会見で薮田投手は｢来シーズンの目標としては“TEAM TOP（チームトップ）”。目に見える勝利数でもそうだし、投げるイニング、色んな意味でチームに貢献できるように“TEAM TOP”というのを掲げさせていただいた｣と意気込む。
オイシックスで再起を図り、シーズン中のNPB復帰も見据えている。
｢経験してきたことを後輩たちに教えていける立場でもあると思うし、また、そういった姿勢もNPB復帰につながるのかなと思っているので、しっかりと自覚のある行動だったり、チームを引っ張っていけたら｣
また、会見には出席しなかったが、2016年の新人王・元阪神タイガースの高山俊選手もNPB復帰に向け、新天地に新潟を選んだ。
新潟県勢は3人! 地元での活躍誓う
一方で、新潟県勢からは3人の選手が加入する。
長岡商業高校・新潟医療福祉大学出身の目黒宏也投手は140キロを超えるストレートを武器に地元・新潟での活躍を誓った。
｢出所の見づらいフォームから変化球とストレートのコンビネーションで抑えるというところが特徴。新潟県を野球から盛り上げていきたいと思っているので、球場に足を運んでいただきたい｣
監督も戦力に自信｢互角以上に戦える｣
既存の選手20人に新入団選手23人を加えた総勢43人でNPB2軍リーグ初年度に挑む。
橋上秀樹監督も充実した戦力に自信をのぞかせた。
｢さらなる高いレベルでの試合というのが想定される中、集まってくれたメンバーが十分力を発揮できれば、互角以上に戦える自信はある｣
NPBの2軍リーグは来年3月に開幕する!
新入団選手の一覧はこちら
【投手】
小林慶祐(31) 八千代松陰～東京情報大学～日本生命～オリックス～阪神
三上朋也(34) 県立岐阜商業～法政大学～JX-ENEOS～横浜DeNA～巨人
薮田和樹(31) 岡山理大附属～亜細亜大学～広島
牧野憲伸(24) 白樺学園～富士大学～信濃グランセローズ
安城健汰(22) 日本文理～創価大学
飯田大翔(24) 海星～セガサミー
伊禮海斗(22) 桐蔭学園～桐蔭横浜大学
田中択磨(22) 聖カタリナ学園～大阪体育大学
能登嵩都(22) 旭川大高～桐蔭横浜大学
目黒宏也(22) 長岡商業～新潟医療福祉大学
山田拓朗(22) 川越東～筑波大学
【捕手】
谷本 智(22) 下関国際～神奈川工科大学
【内野手】
園部佳太(24) いわき光洋～専修大学(中退)～福島レッドホープス～オリックス
田中俊太(30) 東海大相模～東海大学～日立製作所～巨人～横浜DeNA
小西慶治(25) 東邦～駒沢大学～信濃グランセローズ
永澤蓮士(26) 枕崎～日本福祉大学～千曲川硬式野球クラブ～信濃グランセローズ
伴在汰文(22) 松商学園～日本大学
山田龍青(18) 関根学園
【外野手】
高山 俊(30) 日大三～明治大学～阪神
中山翔太(27) 履正社～法政大学～東京ヤクルト～火の国サラマンダーズ
知念大成(23) 沖縄尚学～沖縄電力
比嘉天佑(22) 滋賀学園～日本大学
松尾翔二朗(21)東筑紫学園～沖データコンピュータ教育学院
(NST新潟総合テレビ)
