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「テント内の卑劣な犯行」小学校低学年女児にわいせつ行為…“元児童センター職員男”以前から寄せられていたクレーム|FNNプライムオンライン
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「テント内の卑劣な犯行」小学校低学年女児にわいせつ行為…“元児童センター職員男”以前から寄せられていたクレーム

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2023年8月、宮城県内のキャンプ場で、小学校低学年の女の子に対してわいせつな行為をしたとされる男の裁判が仙台地裁で始まり、男は起訴内容を否認した。女のこに対する性的暴行の罪などでも複数回起訴されている男。検察は別件で追起訴する方針も示している。子供たちと関わる立場にいたはずの被告の卑劣な犯行が続々と明るみになっている。

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ボランティアとしてイベントに参加

不同意わいせつの罪に問われている、元・気仙沼市職員で、現在は無職の小野寺朱生被告(22)。2023年8月、宮城県内のキャンプ場で開かれたサマーキャンプ中のテントの中で、小学校低学年の女の子に対し、2度にわたってわいせつな行為をしたとされている。

送検時の小野寺被告 宮城県白石警察署 9月29日
送検時の小野寺被告 宮城県白石警察署 9月29日

12月1日に仙台地裁で開かれた初公判に一礼して入廷した小野寺被告。裁判官から起訴状について問われると「わいせつな行為をしようと思っていたわけではありません」と、起訴内容を否認した。

初公判に臨んだ小野寺被告 廷内スケッチ:解良知優
初公判に臨んだ小野寺被告 廷内スケッチ:解良知優

冒頭陳述では、小野寺被告が小学生対象の自然体験活動を目的とした、キャンプなどのイベントに、2019年ごろからボランティアとして参加していたことが明らかになった。小野寺被告は「トマト」というニックネームを名乗り、子供たちに人気があるスタッフだったという。

今回の犯行は、そんなイベント中に起きたものだった。

低学年女子グループのテントで…

小野寺被告が犯行に及んだキャンプは、二泊三日の日程で行われ、小野寺被告は夏季休暇を取得して参加していた。参加した児童は5つのグループに分かれて活動していて、小野寺被告の担当は、小学校低学年の男子グループだった。

児童たちは、グループごとにそれぞれのテントで寝ることになっていて、小野寺被告がケアするのは担当の男子グループのはずだった。

そんな中で小野寺被告は、担当ではない小学校低学年の女子グループのテントの中で、女の子の下着の中に手を差し入れ、下半身を触るという卑劣な犯行に及んでいたのだ。

キャンプを手掛けた運営会社の社長は、小野寺被告について「優しい性格」と評価。女子グループのテントから出て来た小野寺被告を目撃していたが、「寝られない子供をあやしていたと思っていた」と話しているという。

一方、弁護側はこの事案について、「着替えの手伝いなど子供の世話はしたが、体は触っていない」と無実を主張。争う姿勢を見せた。

小野寺被告は双方の主張が行われた30分間、姿勢を正しまっすぐ前を向いて話を聞いていた。

市職員時代にあったクレーム

小野寺被告は2022年6月、気仙沼市に会計年度任用職員として採用され、当時は市立保育所に勤務していたが、2023年7月からは気仙沼児童センターで働き始め、来館した子供たちの対応などに当たっていた。

検察によると小野寺被告は「保育所に勤めていたころから、性犯罪につながりかねないようなクレームがあった」という。

なぜそんな男を、同じく児童と関わるような場所で勤務させたのか。市は現在、小野寺被告を懲戒免職処分としているが、当時の対応には疑問を抱かざるを得ない。

小野寺被告が勤務していた気仙沼児童センター
小野寺被告が勤務していた気仙沼児童センター

実際、小野寺被告は市職員である期間中、10歳未満の女の子に対してわいせつな行為をしたうえで、その女の子の裸を撮影した罪など、今回裁判が行われている事案以外で2回追起訴されているほか、12月4日には同様の強制性交等の容疑で再逮捕された。さらに検察は法廷で、別件で追起訴する方針も示している。

元市職員の被告による、抵抗することができない、幼い女の子に対する卑劣な行為は、どこまで明るみとなるのか。被害者が負った精神的な苦痛は計り知れない。次の裁判は2024年1月12日に開かれる予定だ。

(仙台放送)

仙台放送
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