明治安田生命保険は、11月22日の「いい夫婦の日」を前に、全国の20代から70代の既婚者1620人を対象にアンケート調査を行った。

調査では、夫婦仲について「円満」と答えた人は74.6%にのぼった。

円満のために必要なこととして、「会話(46.9%)」をあげる人が最も多く、会話の時間は「夫婦仲が円満」と答えた人が平日145分だったのに対し、「円満ではない」と答えた人は41分にとどまった。

一方、プレゼントの予算は4万5595円と去年から2730円減少した。

減らした理由として「家計に余裕がない(39.6%)」や「物価上昇(21.3%)」と回答する人が多く、プレゼントの予算にも物価高が影響した。

また、「夫婦仲が円満な人(4万7722円)」に比べて「円満でない人(3万4123円)」のプレゼントの予算が、1万3599円少ないことがわかった。

明治安田総合研究所の小玉祐一氏は「感謝の気持ちが金額に比例するわけではない。金額より回数が重要という調査もある。夫婦円満には努力が必要」と分析している。

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