4年ぶりとなる江津湖花火大会が行われ、約1万発の花火が熊本市の夜空を彩った。夜空に咲いた大輪の花は、会場を訪れた過去最多となる約14万7000人の観客を魅了した。

4年ぶりの開催に浴衣姿の観客続々と

8月26日夕方、花火の打ち上げ会場となった熊本市東区の下江津湖・広木公園には、浴衣に身を包んだ人などが続々と集まってきた。

4年ぶり開催となった江津湖花火大会 打ち上げを待つ人たち
4年ぶり開催となった江津湖花火大会 打ち上げを待つ人たち
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花火の打ち上げを待つワクワク感が伝わってくる。

新型コロナの影響で中止が続いていた「再春館製薬所 TKU 江津湖花火大会」の開催は4年ぶりだ。

会場を盛り上げたコロッケさん
会場を盛り上げたコロッケさん

花火の打ち上げに先立って行われた式典には、タレントのコロッケさんがサプライズ登場。
コロッケさんは「どうも、福山雅治です。ごめんなさ~い、顔のものまねは無理です」と笑いを誘い、会場を盛り上げていた。

大会実行委委員長 大西一史熊本市長:
きょうは明るい気持ちで夜空に舞う花火をみんなで一緒に眺めながら、何年間分の思いを解消できるようにしたい

そして、カウントダウンに合わせて、花火大会がスタートした。

Adoの「新時代」やYOASOBIの「群青」などに合わせたミュージック花火が上がり、4年ぶりに咲いた、約1万発の豪華絢爛(けんらん)な花火が夜空を彩った。

1万発の花火に過去最多14万7000人

江津湖の湖面には花火が幻想的に映り、今回特別な許可を得て初めて行われたドローン撮影では、大輪の花火が眼下に広がる様子が映し出されていた。

訪れた観客は、熊本市の夜空に咲く約1万発の大輪の花を見つめ、過ぎ行く夏を楽しんでいた。

観客たちは、「とってもきれいでした。気分がすごく上がりました」「友達と来られて楽しかったです」「ハートとか大きい花火がきれいでした。色々な色で」「ことしは素敵な夏休みになって良かったです」「いつも2人で来ていました」「めっちゃ感動しました。最後はウルウルしていました」などと話し、思い思いに花火を楽しんでいたようだ。

多くの人の心に残った江津湖花火大会。熊本市によると、会場には過去最多となる約14万7000人の観客が訪れたという。

(テレビ熊本)

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