7月23日、大分県大分市で全国的にも珍しい国道を封鎖しての短距離レースが行われた。新型コロナの影響で4年ぶりの通常開催となった大分市鶴崎の「清正公 二十三夜祭歩行者天国」。そのイベントとして行われた「第10回 国道1BAN」の熱いレースを取材した。

国道で短距離レース「国道1BAN」

全国的にも珍しい国道を封鎖しての約50メートルの短距離レース「国道1BAN」。一番の盛り上がりを見せたのは一般の部。例年以上のハイレベルな展開が予想される23人の強者が集まった。

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その中には、サッカーJFLのヴェルスパ大分、バレーボールVリーグの大分三好ヴァイセアドラー、そして自転車ロードレースのスパークルおおいたと、大分をホームにするスポーツ選手が出場。

黒枝咲哉選手と沢田桂太郎選手(スパークル大分)
黒枝咲哉選手と沢田桂太郎選手(スパークル大分)

スパークルおおいたの黒枝咲哉選手は、
「陸上の記録の保持者が出ていて、やっぱ本業の方だなと思いました」と話す。

大接戦のレースを制したのは

勝ち抜いた5人によって行われた決勝。大接戦のレースを制したのは、福岡からやってきた今年の九州実業団選手権、100メートル優勝の岡崎隼弥さん。タイムは驚異の5秒65だった。

岡崎隼弥さん
岡崎隼弥さん

「陸上の普通の大会もこれくらい盛り上がれば良いのになと思う所があるので、すごく楽しかったです」(岡崎隼弥さん)

岡崎さんは、賞金の30万円について「結婚式の費用にしようかなと思っています」と話していた。

(テレビ大分)

テレビ大分
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