東京大学先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授が、自在肢(JIZAI ARMS)というロボットアームを開発した。

自在肢(JIZAI ARMS)を付けて踊る女性
自在肢(JIZAI ARMS)を付けて踊る女性
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しなやかに踊る女性から伸びているのは、第3、第4の腕。

自在肢(JIZAI ARMS)と名付けれらた機械の腕が、人体という限界から、人を解放しようとしている。

開発したのは、東京大学先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授。

腕の操作は、小さな腕を動かして遠隔で行う。

自在肢(JIZAI ARMS)を取り外そうとしている
自在肢(JIZAI ARMS)を取り外そうとしている

背中からは簡単に取り外し、付け替えることができるようになっている。

災害救助やアートを生み出す可能性も

さらに、こんな可能性も。

東京大学先端科学技術研究センター・稲見 昌彦教授:
将来、背中から羽をはやしたり、ドローンを付けたり、様々なアタッチメントを付け替えながら、色々な能力を獲得する。そういうこともできるのではないか。

災害が起きた時の救助から、新たなアートを生み出す可能性まであるという。

自在肢(JIZAI ARMS)を付けて踊る2人の女性
自在肢(JIZAI ARMS)を付けて踊る2人の女性

猫の手を借りたいほど忙しい方、人体の限界を超えてみてはどうだろうか。

(「イット!」 6月28日放送より)

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