ウクライナの情報機関トップが、公式に関与を認めていなかったクリミア橋の爆破について初めて関与を認めた。
ウクライナ保安庁のマリューク長官は27日、ウクライナのジャーナリストによるインタビューの中で「遮断しなければならない敵の物流ルートだった。適切なターゲットに適切な措置をとった」と述べた。
ロシア本土とロシアが強制的に併合したクリミア半島を結ぶ「クリミア橋」は、2022年10月に爆発・炎上し、ウクライナ側はこれまで公式には関与を認めていなかった。
またマリューク長官は、「ウクライナ保安庁が作戦を考え、実行した」として、2022年10月にあったロシアの黒海艦隊へのドローン攻撃についても認めた。この件への関与については、ウクライナ側はこれまで否定も肯定もしていなかった。