石田ゆり子(53)さんと山時聡真(17)さんが親子を演じるエアコンの新CMが届いた。撮影後のインタビューでは、石田さんと山時さんがお互いに質問を投げかけた。

自然体でいるために

CMで石田さんが演じたのは、普段外では気を張って日々を過ごしている思春期の息子のために、何も言わずエアコンを入れてさりげないエールを送る母親だ。 

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飾らない自然体な姿で多くの人にエールを送る石田さんが、生活の中で大切にしていることは?

石田ゆり子:
私は昔からマイペースな人間で、友人からは「ゆりちゃんって独特だよね」って言われることが多いタイプだったんですけれど、今はとにかく一人の時間を大事に過ごしています。散歩がすごく好きで、自分が大好きな巨木がうちの近所にあるんですね。その木をみるとすごく安心します。なので、いつも自然の海や山、樹木、花とかそういうものからパワーをいただく気持ちで過ごしています。

親に感謝を伝えるには?

息子役の山時さんが石田さんに相談していたのは、17歳らしい悩みだった。

山時聡真:
僕は今年で高校3年生になるのですが、高校卒業だったり、受験があったりと、人生の岐路だと思います。ここまで育ててくれた親に感謝というか、どうしたらいいのかなと…。

石田ゆり子:
高校3年生は、多分人生の中で最もナイーブな時期だと思うんですよ。そんな少年が親にちゃんと感謝を伝えることができたら、それはすごいことだなって私は思いますね。その気持ちだけちゃんと持っていれば、あとは健康でいたらいいんじゃない?(笑)

山時聡真:
あ~健康。

石田ゆり子:
でも、さりげないこと、ご両親が、例えばお母さまが好きな食べ物とかお菓子とか高いものじゃなくていいからちょっとだけ置いておくとか。

山時聡真:
いいですね。

石田ゆり子:
そういうのが私だったらすごくうれしいです。

山時聡真:
なんかちょっと恥ずかしいです。いま恥ずかしくなりました!

日常のさりげないエール

石田さんは自身が17歳だった頃を振り返りながら、山時さんにこんな質問。

石田ゆり子:
山時さんは高校3年ってことは、毎日仕事と学業の両立が大変だと思います。いま、山時君はそういう周りの日常から得るエールはありますか?

山時聡真:
今学校に通い、バスケ部でも活動し、お仕事もして。3つを両立するということ、結構難しくて悩むことも多いです。そんな僕の姿をみた友だちが「できるだけでいいんだよ」って言ってくれたことがあって。「単に頑張って!」とかじゃなくて、「できるだけでいいんだよ」ってことがちょっと安心感がありました。自分が悩んでいたのを友だちがちゃんと見てくれていて、さりげないエールだなと。

石田ゆり子:
そばにいてくれるってことが一番のエールですよね。

山時聡真:
「一緒に頑張ろう!」とかも隣にいるよという意味だと思うんですけど、自分としては一人じゃないし、頑張っている子は他にもいるんだなって、エールをもらいました。それが日常で得た、さりげないエールです。

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(「めざましテレビ」5月25日放送分より)

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