社会学者の宮台真司さん襲撃事件で、警視庁は公開手配後に死亡していた41歳の男を容疑者死亡のまま書類送検した。


殺人未遂の疑いで書類送検された相模原市の無職・倉光実容疑者(41)は2022年11月、東京都立大学のキャンパスで宮台真司さん(64)に刃物で重傷を負わせた疑いが持たれている。


倉光容疑者は12月に防犯カメラ映像が公開された後、死亡していた。自殺とみられている。

倉光容疑者の自宅からは「大学教師なら、人に偉そうに説教することを目的にしたらいけない」と、知識人などを嫌うような内容が書かれたメモ帳3冊が押収されたという。

警視庁は、DNA鑑定などで倉光容疑者の犯行と特定し、容疑者死亡のまま書類送検して捜査は終結した。

(「Live News days」3月9日放送)