経団連の十倉会長は記者会見で、日銀総裁候補の植田和男氏について、「理論と実践の両者を兼ね備えた人だ」と評価した。
会見で十倉会長は、「全然、植田さんという名前を全く浮かびもしなかったが、候補になられて改めて聞いてみれば、本当に素晴らしい人を選ばれた」と述べ、次期日銀総裁候補の植田和男氏について「理論と実践の両方を兼ね備えた人だ」と評価した。

また、植田氏が学者であることにも触れ、「世の中のグローバルスタンダードだ」と指摘し、「国際交流をはかるという意味でも良い人選だったのではないか」と強調した。
その一方で「異次元の金融緩和を徐々に直していくのはなかなか大変だと思う」としながらも、「実体経済を見ながら上手く舵取りをして行かれるだろう」と述べた。