中国に返還されるジャイアントパンダ「シャンシャン」は2月21日朝、上野動物園を出発し、午後日本から旅立った。

午前7時ごろ、「シャンシャン」を乗せたトラックが動物園をあとにし、大勢のファンに見送られながら、成田空港へ向かった。

最後のシャンシャンを見送った人A:
早朝4時過ぎから来ました。もう悲しくてだめでした。もう涙が止まらなくて…

最後のシャンシャンを見送った人B:
良いお母さんになって赤ちゃんを産んで、その赤ちゃんが日本にまた来てくれればいいなって…

園によると、シャンシャンは午前6時13分に起き、空港への移送中に竹を食べたあと、空港に着いてから、9時過ぎに、タケノコとリンゴ、パンダ団子をすべて食べたという。

19日の最終観覧では、上野動物園生まれのシャンシャンの最後の姿を一目見ようと、抽選に当選した約2600人のファンが集まった。

シャンシャンには上野動物園の副園長や飼育係が同行し、21日午後、中国に向けて出発した。
(Live News days 2月21日放送より)
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