2月1日正午から運用が始まった長周期地震動の予測情報は、発表基準が決まっている。
通常の揺れも長周期地震動も、緊急地震速報が出た際のとるべき行動は同じ
気象庁は、長周期地震動の規模を表わす「階級」を震度とは別に決めている。それが階級1から4で、このうち上から2番目の立っていることが困難な「階級3」と、一番上のはわないと動けない「階級4」になると予測された場合に発表される。
発表の方法は、従来からある緊急地震速報に加わる形。ただし、通常の揺れによる緊急地震速報か、長周期地震動によって出た速報か、区別はつかない。

気象庁は「長周期地震動による揺れも、通常の揺れによる場合でも、緊急地震速報が出た際にとるべき行動は変わらない」としている。

東日本大震災の際は、震源から700キロ離れた大阪市にある55階建ての咲洲庁舎でも長周期地震動による揺れが起きている。

もし同じ揺れが起きたら、この予測情報の対象になるため、震源周辺の東北に加えて大阪府にも「緊急地震速報」が発表されることになる。
(東海テレビ)