帰国早々、いろんなところに“引っ張りだこ”の森保ジャパン。8日は官邸を訪れ、岸田首相を表敬したが、ここでも「ブラボー」の声が飛び出した。
森保ジャパンが官邸訪問 “ノート交換”も
8日午後1時頃、日本代表を乗せたバスが首相官邸から出てきた。
森保ジャパンの選手たちは、バスの中からカメラに向け笑顔を見せた。
板倉滉選手は、カメラに向かって“サムズアップ”サイン。
クロアチア戦で先制ゴールを決めた前田大然選手は、得意の“アンパンマンポーズ”を披露した。
7日、カタールから帰国し、成田空港約650人のサポーターの熱烈な出迎えを受けた日本代表。
一夜明けたきょうは、首相官邸を訪れた。
少し緊張した様子の選手たちの中、ムードメーカーの長友佑都選手が「おはようございます」と、試合さながらの元気な挨拶でチームを盛り上げた。
面会では、キャプテンの吉田麻也選手がユニホームを、長友選手がボールを岸田首相に手渡し、記念撮影を行った。
また、歓談の際には、「森保監督のノートが日本で話題になっている。私も“岸田ノート”…」と、岸田首相がノートをポケットから取り出し、「ノートつながり」と話す場面もあった。
“森保ノート”は、監督が試合中にメモを取った直後にチームが得点するなど、海外メディアに“デスノート”と報じられ話題となった。
岸田首相は、「これにサインして交換したらどうか」と、“ノート交換”を提案。
すると“メモ魔”を自認する2人は、スーツから大量のノートを取り出す。一体何冊持ち歩いているのか？
その後、ノートの内容の話になり、森保監督は「（ノートが）写真に撮られちゃったんです。クロアチア戦の前に書いていて。『日本に不可能はない』と」と、中身を撮られてしまったエピソードを話した。
また、「みんな選手のことをチェックしてるのかと思った」という岸田首相に対し、森保監督は「選手のことも書いていますが、悪口にもなるので」と応え、笑いを誘った。
「ワールドカップより…」記者の数にビックリ
面会終了後には取材が行われた。
開始前には、森保監督が堂安選手のネクタイを直す場面も。
吉田選手は、取り囲む政治記者など報道陣の数の多さに、「すごい人（の数）。これ、ワールドカップより人いない？」と驚いた様子を見せた。
記者から「今の気持ちを率直に一言で」と聞かれた長友選手は、「一言…もう完全に誘いですね。それは」と言いつつも、「一言で！ブラボー！！」と元気よく応じた。
次期監督は？
世界を驚かせた森保ジャパンも、チーム解散。気になるのが次期監督の行方だ。
7日の会見で、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「ここはもう“反町監督”がしっかりと考えて、これから進めていってくれるというふうに思っています」と、「反町技術委員長」を「反町監督」と言い間違える痛恨のミス。これには、「え？反町監督？会長まさかのポロリですか？」と、SNSもざわついた。
注目の次期監督をめぐり、森保監督は「私自身は監督業をもう少しやっていきたいなという気持ちでいます」と、改めて監督続投への意欲を示した。
（「イット！」12月8日放送）
