ギョーザや野菜などで広がっている無人販売のスタイルを、香川・高松市の古着店が取り入れている。コロナ禍の新たな販売形態を取材した。

無人古着販売店がオープン

高松市の田町商店街の中に2022年7月、古着販売店「MUZIN田町店」がオープンした。その店内には250円から5,000円の古着、約500点が並ぶが、接客をする店員の姿はない。

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高田亜矢子記者:
値段はハンガーの部品の色で確認します。こちら(青色)の商品は1,000円。支払いは機械に現金を入れるか、電子決済にも対応しています

ハンガーの色で値段を判断する
ハンガーの色で値段を判断する

店員を雇わない分、服の価格を抑えることができ、営業時間も午前10時から午後11時までと長く設定している。

店内には6台の防犯カメラが設置され、入店や支払いは、細かくチェックされる。そして価格だけでなく、客に喜ばれているこの店ならではのポイントがあるという。

MUZIN田町店 吉永紗耶佳店長:
人目を気にせずに店内をゆっくり見られる。メッセージノートを用意しているが、「早く2店舗目を出してほしい」と、たくさん好評いただいている

農家と古着販売を両立するポイントは

実は、この店のオーナーと店長の吉永さんは香川県内で青ネギを生産している農家で、古着販売は、いわゆる副業だ。2人が以前、アパレル業界で働いていたことから、無人なら両立できるのではと出店を決めた。

MUZIN田町店 吉永紗耶佳店長:
農業では朝から夜まで仕事があるが、店は無人なので、朝と夜の開け作業と閉め作業と掃除や商品の品出しだけで両立ができる

本職はネギ農家・吉永紗耶佳店長
本職はネギ農家・吉永紗耶佳店長

コロナ禍で広がりを見せる非接触スタイルの無人販売。新たな働き方の選択肢としても注目を集めるかもしれない。

(岡山放送)

記事 1184 岡山放送

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