年末・年始に向けて今の時季から少しずつ始めた方が良い「大掃除」。年末に一気にやると大変な大掃除だが、ハウスクリーニング業者は、この時季に始める「分散型大掃除」を勧めている。「大掃除のコツ」を教えてもらった。
寒さ厳しくなる前に!早めの大掃除を
Q:「大掃除をする予定は?」
街の人は:
はい、あります。毎年します、夫が頑張ります
12月に入ってからちょこちょこします。お風呂と窓のサッシ、網戸とかをします。子供たちが触るので
清掃関連の事業を手掛けるダスキンの調査によると2021年、大掃除をしたという人は51.8%。調査開始以来最も低かったということだ。

年末に一気にやると大変な大掃除。
ハウスクリーニングなどを請け負う大分県大分市の業者は、この時季に始める「分散型大掃除」を勧めている。
ベーシッククリーン 郷原真衣代表:
大掃除はちょっとずつこまめにするのがポイントとなっている。まだ寒さが強くない時季なので、今のうちに窓掃除などをやってもらうといいかと思う
寒さが厳しくなるこの時期に、窓や網戸の掃除をすることがよいということだ。
大変な“あの部分”の掃除のポイントは
その窓掃除を、家にあるものを使って簡単にできる方法を紹介してもらう。
用意するのは40℃くらいのぬるま湯を洗面器1杯分、そこに食器用洗剤を1滴入れて丸めた新聞紙を濡らす。
ベーシッククリーン 郷原真衣代表:
窓をするポイントは、湿らせた新聞紙を円を描くように汚れを取っていくのがポイント

新聞紙のインクが油汚れを分解するほか、ツヤ出しや曇り止めなどの効果もあるそう。
仕上げに同じ方向に乾拭きすると…簡単に窓の汚れが落ちた。

また、サッシの掃除にお勧めなのが、割りばしに古い布を輪ゴムで巻き付けたもの。
溝にたまった汚れを絡めとることが出来る。

水で流さなくても簡単に綺麗になった。

「いかに楽して手軽にできるか」
また網戸には、掃除機にいらないストッキングをかぶせ、なでるようにかけるのが有効。
新型コロナ対策として窓を開ける機会も多いため、網戸の掃除も忘れずにしておきたいところだ。
そのほか、寒さが厳しくなるこれからの時季に活躍するエアコンについても、今の時季にフィルターを掃除しておこう。
ベーシッククリーン 郷原真衣代表:
いかに楽して掃除を手軽にできるかということを、コツを覚えて年末の大掃除を楽しんでやってもらえたらと思う

1年の汚れを落とし、新年を気持ちよく迎えるために行う大掃除。
慌ただしい年末を余裕を持って過ごすためにも、気候の良い今の時季から始めてみてはいかがだろうか。
(テレビ大分)