白い仮面をつけ、黒の全身タイツに身を包み、ボイスチェンジャーで声を変えた不気味な人物が今話題となっています。

覆面ホラー作家「雨穴」とは?

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その正体はホラー作家で、YouTuberの「雨穴(うけつ)」さん。チャンネル登録者数が10月27日現在、約69万人。動画の総再生回数は、8000万回を超えている、今、注目の人物です。

SNSで、「雨穴」というワードで画像検索すると、白い仮面に、黒の全身タイツ姿の仮装をした人たち。さらに、キャラクター弁当の写真まで…雨穴さんの真似をする人たちが。

性別、年齢、国籍なども一切不明の雨穴さん。

20日に発売された、小説「変な絵」。9枚の奇妙な絵に秘められた謎を紐解くこの長編ミステリーは、発売日に即重版。発売5日で15万部突破という驚異的な売り上げを記録しています。これには書店も「異例の売れ方」と驚きの様子。

出版社の担当でさえ、素顔を見たことがないという雨穴さん。雨穴さんは周囲の誰にも素性を明かしてないため小説ができるまでの打ち合わせはカメラをオフにした真っ黒な画面でのオンラインミーティングだったというのです。

「怖いものに敏感だからホラー作家に」

今回、めざまし8は、そんな謎の人物・雨穴さんの単独インタビューに成功しました。

ーー名前の由来は?
雨穴さん:

雨と穴が好きだからです。なぜ好きかというと、どちらも安心できるからです。
 

のっけから不思議な雰囲気が漂います。ホラー作家になった理由を聞いてみると…

雨穴さん:
怖がりだからです。例えば、お笑い芸人さんは面白いことに敏感な方がなる仕事だと思っています。私は怖がりで怖いものに敏感なので、ホラーを仕事にしようと考えました。
 

「怖いものに敏感だから、ホラー作家に」。やはりひと味違います。
そして、新作の注目ポイントは…

雨穴さん:
この本は、小説ですが、挿絵がたくさん入っています。その挿絵たちが折り重なり、最後に一つの恐ろしい事実につながります。
 

もちろん、今回のインタビューも覆面姿で直接お目にかかることはかないませんでした。
ダメ元でご自身の似顔絵をお願いしてみると「それは皆さまのご想像にお任せします」ということでした。

(めざまし8「#NewsTag」10月27日放送)