ミルクレープと言えば、一般的には断面が「横の層」で出き上がっている。しかし、連日行列ができる専門店のミルクレープは「縦の層」で仕上がっている個性豊かな一品。まるで花のような「萌え断」スイーツを取材した。

「お花のケーキを作りたい」職人のアイデアと技が生んだヒット作

名古屋市西区のMOZOワンダーシティに8月オープンした、ミルクレープ専門店「マイフラワー」。オープンから約2か月弱経ったが、今でも行列ができている。

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客A:
1時間20分ぐらい(並んだ)

客B:
すごく華やかでいいかなと思って

客C:
今回初めてで、SNSで見て楽しみにしていて、ようやく買えました

お目当ては、ショーケースに並んでいる「花の形をしたケーキ」。実はミルクレープだ。

一般的なミルクレープと比べると、見た目の違いは一目瞭然。

外側だけでなく中にも特徴があり、断面がヨコではなく「タテ」になっている。

どうやってこの断面を作っているのか、作り方を見せてもらった。

まずは鉄板の上に生地を1ミリほどの厚さにのばし、クレープ生地を作る。その生地の上に、生クリームとフルーツを重ねていく。

ここまでは普通のミルクレープと同じような工程だが、ここからがオリジナルで、細い棒を手に生地をクルクルと巻いていく。

店長:
すべて職人が手巻きで巻いておりますので、一般的な横の層ではなくて、縦の層に仕上がっております。お花のケーキを作りたいというところから、お花を表現できるのはミルクレープだということで。皆さんが笑顔で喜んでいただくために頑張って作っております。(午後)1時ぐらいにはすべて完売しちゃう状態なので、頑張って作ってよかったなって思いますね

今までになかった見た目にも華やかな「ミルクレープ」。ホールケーキは予約が必要。

(東海テレビ)

東海テレビ
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