石川県能登町が2021年、設置した巨大なイカのモニュメント「イカキング」。
当時、新型コロナの交付金が使われたことから批判の声もあったが、このモニュメントの経済効果が6億円、宣伝効果は18億円に上ったと言う。

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誕生からおよそ1年半たって…

イカキングを見に来た観光客:
イカを見に来ました。見ごたえあるしすごい。

2021年4月、石川県能登町の観光施設、イカの駅つくモール横に設置された「イカキング」。高さ4メートル、幅13メートル、能登町の特産品、スルメイカの巨大オブジェだ。

総工費はおよそ2700万円で、およそ9割にあたる2500万円が新型コロナ対策の国の交付金が使われたことがメディアに取り上げられると、全国から賛否両論の声があがった。そのおかげからか…

カメラマンリポート:
平日のきょうもイカキングを目的にたくさんの人が集まっています。

イカキングで遊ぶ子供:
たのしい!

誕生からおよそ1年半、今では多くの観光客が訪れる人気スポットになっていた。

能登町担当者「うれしい限りです」

その人気ぶりを裏付けるデータが8月30日に発表された。

イカキングを目的に訪れた客の支出額などから「イカキング」の経済効果がおよそ6億円。さらに賛否をめぐる問題がテレビに取り上げられたことで、広告料金に換算しておよそ18億円の宣伝効果があったと能登町が発表したのだ。

能登町ふるさと振興課 山下栄治課長:
イカキングの波及効果、経済効果は県内全域に及んでいてうれしい限りです。当初の設置目的は達成されたのかなと。

町の人は…

近くのガソリンスタンドの人:
県外の方が多いですね、土日、夏休み、お盆休み…。お店よりもオブジェを見に来る人が結構いるみたい。以前と全然違いますね、明るい雰囲気というか

実際に「イカキング」を見ようと訪れている車のナンバープレートを見てみると…福島県、千葉県、静岡県など遠方からの観光客が多い。

話を聞いてみると…

イカキングを見に来た観光客:
千葉の方でもよく見てるから、ニュースで。ぜひ一度と思って早速見に来たんです。

別の観光客:
いろいろ問題が出たけどSNSで上手に拡散されて、ものすごく観光に役立ったということでなるほどなと思って興味あってきました。
 

一方で・・・

イカキングを見に来た夫婦 夫:
作ろうと思った人の決断力は素晴らしいと思う。

夫婦間でも賛否両論?
夫婦間でも賛否両論?

イカキングを見に来た夫婦 妻:
でもそんなのに予算使うのはと思うわ。

いまなお、賛否両論、あるようだ。

(石川テレビ)