小松郵便局に勤務していた県内の男性が、職場でのいじめや過剰な売上ノルマにより退職を余儀なくされたとしておよそ2200万円の損害賠償を求める訴えを金沢地裁に起こしました。

訴えを起こしたのは、日本郵便の元職員で県内に住む63歳の男性です。訴状などによりますと男性は2007年ごろから勤務先の小松郵便局で上司からのいじめや年賀はがき1万3000枚分の販売ノルマなど達成が困難な業務を課された、としています。このため、男性は2015年に精神障害を発症し、休職。その後、職場復帰したものの2022年に退職を余儀なくされた、などとして日本郵便に対し、慰謝料など2200万円あまりの損害賠償を求め、25日金沢地裁に提訴しました。

石川テレビ
石川テレビ

石川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。