「母の日」の5月10日、ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手(18)が、球団公式YouTube動画「佐々木朗希投手も実践している家でもできる簡単ストレッチ」の中で、母親の陽子さん(46)へ感謝のことばを贈った。

佐々木は、岩手県陸前高田市に住んでいた9歳の時に東日本大震災で被災して、津波で父親(享年37)と祖父母を亡くし、その後、母親の親族のいる大船渡市に引っ越し、母親に女手ひとつで育てられた。

佐々木は、プロ野球選手になって初めて「母の日」を迎え、YouTube動画の中で、「今こうやって生活できているのは母親のおかげだと思うので、すごく感謝しています」と思いを語った。

また、母の日の思い出として「小学生の時に母に100円ショップのハンカチをプレゼントしました。100円で喜んでくれないかなと思いましたが、喜んでくれました」と振り返った。

さらに、「母の日」を迎えた子どもたちに向けて、「プレゼントをあげるにしても、値段ではないと思います。気持ちを伝えられれば、わかってくれると思うので、何でもいいので、何かしてあげたらいいと思いますとアドバイスを贈った。

母親の陽子さんは2019年11月30日に大船渡市のホテルで行われた入団交渉の際、息子の姿を見守った。「帽子を被ったり、ユニフォームを着ると入団するんだなと思いました。家では普通の18歳ですけど、私よりしっかりしているので何とかやってくれると思います」と嬉しそうに話していた。

プロ野球選手となった今、母親への恩返しは感謝の言葉とともに、マウンドで躍動する姿を天国の父親に見せることだ。
新型コロナウイルスの感染拡大で未だ開幕の目途が立っていないが、多くのファンがその姿を待ち望んでいる。

(フジテレビ・加藤忍)