桜の花も散り、新緑の初夏を迎えた今でも、多くのファンが球春到来を待ち望んでいる。

5月11日、NPB日本野球機構とサッカーJリーグが設置した新型コロナウイルス対策連絡会議のオンライン会議が行われ、会議後の会見でNPBの斉藤惇コミッショナー(80)は「世界的には出口の話がでています。台湾のプロ野球、韓国のプロ野球、ドイツもサッカーが再開すると聞いております。国の状況がありますが、日本の状況は予断を許さない。本日の時点で開幕の日付けを確定するのは難しいのではないかと(専門家から意見を)受けました」と語った。

当初、プロ野球は今季は3月20日にセ・パ両リーグが開幕する予定だった。4月17日に12球団代表者会議で5月中の開幕を断念し、交流戦の中止を決定。4月23日には、開幕する際も当面は無観客とすることで一致していた。

午後には12球団代表者会議を行い、斉藤惇コミッショナーは「残念なご報告になりますけども、本年はオールスターゲーム、フレッシュオールスター両方とも中止すると決定しました」
と7月19日に福岡のPayPayドーム、翌20日にナゴヤドームで開催する予定だったオールスターゲームを中止する苦渋の決断を明かした。1951年(昭和26年)にスタートし、70年の節目を迎えるオールスターゲームの中止は史上初めてとなる。

5月6日までの予定だった緊急事態宣言は31日まで延長。
シーズン開幕については状況を見ながらも6月中旬から下旬を目指す慎重な考えを示した。
12球団は12日、臨時のオーナー会議を開いて、改めて開幕時期や条件などについて意見を交わす予定で、22日に改めてJリーグとの対策連絡会議と12球団の代表者会議を開催する。

(フジテレビ・加藤忍)