2匹のトイプードル「カリン」と「フーガ」。鳥取県警のかわいすぎる警察犬として話題となった2匹が、広報犬としての役目を終えることになった。6月30日、最後の交通安全教室に登場した。

人間でいうと70歳…可愛すぎるアイドル警察犬が引退

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鳥取市で開かれた交通安全教室に登場したのは、警察官の制服に身を包んだ「カリン」と「フーガ」。園児たちとふれあった。

園児:
かわいい。ふわふわ

12歳になった「カリン」と「フーガ」は、人間に換算すると約70歳だ。

9年間にわたり務めてきた警察広報犬の役目を終えることになった。この日、園児からお礼を込めて、歌のプレゼントが贈られた。

「カリン」と「フーガ」が警察犬になったのは10年前。審査に合格し、捜査の現場にも出動する嘱託警察犬に任命された。トイプードルの警察犬は当時、全国で初めてで、「かわすぎる警察犬」として話題を集め一躍人気者になった。

鳥取県警 担当者(当時):
初めて審査会に出てきてビックリしたが、能力は合格。警察犬の仕事が理解される上で有難い

一方で、県警が頼りにしたのはそのかわいらしさだ。初代「広報犬」に任命され、保育園や小学校での交通安全教室に登場し、子どもたちのお手本役になった。

また、時には看護師姿に変身。病院で「一日看護局長」を務めるなど、さまざまなイベントで引っ張りだこに。まさに県民のアイドル的存在になった。

広報犬として役目を果たし「普通の犬」に

そして、この日、「カリン」と「フーガ」のために退任式が開かれ、感謝の気持ちを込めて記念品が贈られた。

訓練をした宮本誠さん:
にこやかに活動してくれるので、みんなに親しまれるわんこだった。ありがとう

警察犬として事件の現場に出動する機会はなかったということだが、その愛くるしさでしっかりと広報犬の役目を果たした「カリン」と「フーガ」。

「普通の犬」に戻って、家族とともに静かに暮らすということだ。

(TSKさんいん中央テレビ)