じわじわと実感している方も多いかもしれません。

不安定な中東情勢や円安を背景に、ガソリンを始めとした石油製品が値上がりしています。

収束の見通しも立たない中、鹿児島市にあるガソリンスタンドの利用者からは、今後を不安視する声が聞かれました。

鹿児島市郡元にあるガソリンスタンド、エコスタンド工学部前店です。

こちらのガソリン価格は1リットルあたり151円。

しかし、先週水曜日にこの店を取材したときのガソリン価格は1リットルあたり149円でした。

2円の値上がりです。

アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃により、一気に不安定化した中東情勢。

ホルムズ海峡の事実上の封鎖、それにここ最近の円安傾向が重なり、ガソリンなどの石油製品の価格は右肩上がりが続いているということです。

こちらの店舗でも先週は月曜日と木曜日の2回にわたってレギュラーガソリンの値上げを実施。

今後についても見通せない状況が続いています。

エコスタンド工学部前店・田中弘樹店長
「お客さまからも『いつまで値上げが続くのか』という反応の声を結構もらっている」

Q.今後の見通し?
「こればかりは世界情勢や為替の影響もあるので、なかなかいつ収束するか分からない状況」

新たな最高指導者に反米のモジタバ師が選出され、戦闘終結への道のりがさらに遠のいたとされるイラン情勢。

給油に来た運転手からも不安の声が聞かれました。

Q.ガソリン価格どうですか?
「高いです。困っています。上がらないうちに入れようと思って(きょう給油しに来た)」
「(値上げが)心配して来てみた。イラン問題があるからまた上がっていくのではと心配しています」

ではここで県内のガソリン価格の推移を見てみましょう。

こちらです。

2025年1月20日、政府の補助金の縮小で190・8円、最高値で4月には196・2円に上がりました。

その後5月22日、政府の支援がスタートし段階的に補助金が支給されて188・3円まで下がったあと、185円前後で推移し、 11月に暫定税率の引き下げに向けた補助金がスタート、さらに12月には暫定税率が事実上解消され、さらに価格が下がり、1カ月前には164.5円に。

3月に入って再び上昇しています。

ご覧のように1年ほどかけて価格がようやく落ち着いてきたところでしたが、世界情勢による変動は続きそうです。

鹿児島テレビ
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