名古屋市中区栄に4年後の2026年、新たな高層ビルが開業する。
高さは、中部電力MIRAITOWERよりも高い211メートル。どんな店や施設が入るのか。6月13日、概要が明らかになった。

名古屋栄に新しい“摩天楼ビル” 栄地区に映画館が復活

名古屋市中区栄の街で、新たなシンボルタワーの工事が始まる。

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ビルが建つのは、長年 市民のイベントスペースとして使われてきた「栄広場」と周辺の一角。最近では、「ドン横キッズ」の集まる場所としても話題になった。

ビルは地上41階・地下4階建てで、地上211メートル。

中部電力MIRAITOWERより30mほど高く、地下2階から地上4階までは「パルコ」が展開する高級感ある商業施設になるとのこと。

5階から9階は「TOHOシネマズ」が栄地区に初進出。映画だけでなく、コンサートや演劇など、様々なエンタメが上映される予定だ。

10階と11階、さらにオフィスフロアを挟んで31階以上は、高級ホテルグループ「ヒルトン」の最上級ブランド「コンラッド・ホテル&リゾーツ」が初進出。

客室数は170室、うち29室がスイートルームになる。高級感あるレセプションロビーや、プールやジム、40階にはルーフトップバーも設けられる予定だ。

着工は7月1日で、開業は4年後の2026年夏の予定。栄の魅力アップに期待が高まっている。

“新ビル計画”が続々進行中…三越も高層ビルへの建て替え構想

2024年の春には、ホテルやオフィスが入る「中日ビル」が地上33階建てに生まれ変わってオープンする。さらに名古屋栄三越も、地上34階建てという高層ビルへの建て替え構想が持ち上がっている。

直近では、6月30日に「アーバンネット名古屋ネクスタビル」がオープンする。場所は桜通と久屋大通が交わるこの交差点の一角だ。地上20階・地下1階建てで、スーパーやデリの販売店、それにベーカリーカフェなどが入ることになっている。

(東海テレビ)

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