Bリーグもいよいよ終盤戦。川崎ブレイブサンダースは、敵地で広島ドラゴンフライズを106対77で退けた。

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 第1クォーター、川崎は前田悟(25)やマット・ジャニング(33)らが高確率で3ポイントシュートを沈め、序盤から試合を優位に進める。

続く第2クォーターではジョーダン・ヒース(30)を中心に、12連続得点をあげるなど川崎がさらにリードを拡大。61対34で試合を折り返した。

第3クォーターは、序盤こそ点差を縮められるも、ヒースが流れを断ち切る。広島の攻撃で元チームメートの辻󠄀直人(32)のノールックパスを読み切った藤井祐眞(30)がボールを奪うと、速攻からヒースが「祐眞が自分のことを見つけてくれたことが得点に繋がった」と豪快なアリウープ。このプレーで息を吹き返した川崎は第4クォーターも勢いそのままにヒースのシュートなどで得点。スコアを100点台まで伸ばし、106対77でタイムアップ。川崎はヒースが25得点、ニック・ファジーカスが21得点、前田が15得点と攻撃力で圧倒し連勝を決めた。 

リーグもいよいよ終盤。佐藤賢次ヘッドコーチ(42)は「残り8試合で成長できる限り成長して、チャンピオンシップで川崎のバスケットを披露したい」と意気込んだ。

広島77-106川崎
(17日・広島サンプラザホール・2708人)

加藤忍
加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。