岸田首相は16日夜の記者会見で、ウクライナ避難民受け入れるため、司令塔となる新たな会議を設置することを表明した。
岸田首相は、ウクライナからの避難民を円滑に日本に受け入れ、生活支援を行うため、「ウクライナ避難民対策連絡調整会議」を設置し、この会議を司令塔として、関係省庁が連携していくことを明らかにした。
また岸田首相は、東日本大震災の被災地を訪問した際に「被災自治体の首長から『東日本大震災のときには、ウクライナの方々から温かいご支援を頂いた。今度は私たちがその恩返しをしたい』といった声を直接頂いた」と述べ、「日本には『困った時はお互いさま』という言葉がある。政府としてもこの精神で、ウクライナからの避難民を積極的に受け入れていく」と強調した。