原油などの価格高騰で、1月の貿易収支は過去2番目に大きい赤字となった。
財務省が発表した1月の貿易統計では、輸出から輸入を引いた貿易収支は2兆1911億円のマイナスで、過去2番目の赤字幅になった。
原油などのエネルギー価格が上がっていることが大きな要因で、1月の輸入額は8兆5231億円で、3カ月連続で過去最大を更新した。2021年の同じ月と比べると約40%増えている。
また、輸出額は6兆3320億円で、鉄鋼製品や半導体などが増えて11カ月連続で伸びているものの、全体の輸出量としては3カ月ぶりに減っている。