時速500kmで走るリニアの安全を、ロボットが支えます。
目を引く黄色に、2つのライト。
2025年に引退した検査専用の車両「ドクターイエロー」をイメージして作られた設備検査ロボット「ミネルヴァ」。
JR東海と自動車のスズキなどが共同開発した試作機によるデモンストレーションが公開されました。
このロボットが点検するのは、開業に向け進んでいる、リニア中央新幹線の運行を支える設備です。
JR東海リニア開発本部・鳥居昭彦担当部長:
進路を切り替える設備や、駅に車両をくっつけて乗る場所を点検したい。
段差も軽々と乗り越えながら自動走行し、先端にカメラを搭載したロボットアームが設備の外観を撮影。
傷や変形などがないか、自動で検査を行います。
さらに、自ら非接触式の装置に近づき充電します。
体に負荷のかかる姿勢で、多くの項目を点検しなければいけないという設備検査。
ロボットが行うことで、負担軽減と業務の効率化を目指します。
JR東海リニア開発本部・鳥居昭彦担当部長:
将来の労働力不足の中で、人間の得意なところとロボットの得意なところをうまくすみ分けて、協働で質の高い作業をしていけるように、全部うまくできるようなロボットを作っていきたい。
2月下旬から、山梨県の実験線で検証を進め、開業後には各地に配備する計画です。